福岡高速リフレッシュ工事について
千鳥橋 JCT~榎田間は、供用から30年以上が経過し、舗装や床版などの損傷が顕在化していますが、交通量も多く沿線には住宅等が近接していることから、これまでは、応急的な部分補修にとどまり、床版防水などの抜本的な老朽化・予防保全対策が実施できていませんでした。このため、当該区間については、都市高速利用者と沿線にお住まいの皆様への影響を考慮し、終日通行止めによる短期集中の対策「福岡高速リフレッシュ工事」により、橋梁全体の健全性向上と長寿命化を図ることとしています。
損傷事例
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コンクリート床版の損傷
損傷が進行すると、強度が低下し、致命的損傷の恐れ。
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舗装の損傷
走行性の悪化や騒音・振動の増大。
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伸縮継手の損傷
走行性の悪化や車両への接触の危険性。
主な工事内容
舗装の打換え・床版防水
傷んだ舗装を打換えることで、安全性・走行性の向上を図ります。また、新たに床版防水を行い、床版の損傷の進行を防ぎ、長寿命化も図ります。
付属物の補修
工事区域内に設置されている標識や視線誘導標などの取替え、損傷した高欄の補修などを舗装工事と併せて実施し、安全性の向上を図ります。
ジョイントの更新
損傷した橋と橋の継ぎ目部のゴム製ジョイントを高耐久な鋼製ジョイントに更新し、走行の安全性や快適性の向上を図るとともに、周辺環境への騒音・振動を低減します。

